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マンションをリフォームする前に知っておきたい事

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マンションのリフォーム フローリング張り替えの費用

      2015/12/30

フローリング

マンションのリフォームでは人気の高いフローリング工事。
ここではフローリング工事の費用と相場についてご説明しましょう。

フリーリングの工事の費用と相場

あくまでも目安ですが、

マンションの個室など(6畳) 15万円〜
マンションのリビング(10畳) 20万円〜

程度が目安と考えられています。

フローリング工事費用はかなり上下幅があるのが一般的です。
なぜなら、使用する材料と既存の床の状態によって工事内容が大幅に変わるからです。

フローリング工事の要素

フローリング工事は単に新しいフローリングを張るだけでは終りません。
古い床を撤去して、下地(土台)を補修したり補強したりする必要があるのです。

そのためフローリング工事は

  1. 材料費
  2. 下地材料費
  3. 工事費
  4. 廃材処分費
  5. 諸経費

に分けられます。

材料の選択

フローリング材料の価格はかなり上下幅があります。
一般的な合板の材料と無垢材では価格は2倍以上開きがあるのが一般的です。

マンションの場合は防音対策を施した遮音フローリングしか使用出来ない場合もあります。
遮音フローリングも一般的な合板の材料の2倍以上はかかります。

材料の種類 費用(平米当たり)
合板フローリング 5,000円〜
防音フローリング 10,000円〜
無垢材 8,000円〜

現在の状態

現在の床がフローリングなのか、カーペットやクッションフロアなのか?
剥がしにくい材料であればあるほど工事費用は高くなります。

二重床の場合はフローリングの下地がそのまま再利用出来るのか?
又は補修が必要なのかによって下地の材料費と工事費が変わって来ます。

直貼り床の場合でも、剥がした後の古い糊を奇麗に除去しないと凹凸の原因になったり、カビの発生原因になる事があります。

参考記事:マンションのリフォーム 二重床と直貼り床

既存の床がフローリングで強度的にしっかりしている場合はその上からフローリングを貼る重ね張り工法が可能です。

参考記事:マンションのリフォーム フローリングの張り替え 重ね張り工法とは?

目安はあくまで目安

床の工事は材料の選択や下地の状態で大きく変わります。
そのため、目安は本当に目安でしかありません。

出来れば業者さんに見積もってもらうのが良いでしょう。
追加工事の可能性なども確認しておくと良いでしょう。

予算次第で工事するかどうか決めるつもりなので業者さんを呼ぶのはちょっとという場合もあるでしょう。
心配は要りません。リフォームには大きなお金が動きます。いくらかかるか解らなくては予算の立てようもありません。
実際に見積もってもらってそれからリフォーム資金を貯める人も多いのです。

業者さんもその辺りの事情はよく解っています。よろこんで見積してくれます。
今すぐ工事するわけではないがいくらかかるのか知りたいと伝えておくと良いでしょう。

定額パックは必ず比較を!

現在、床の張り替え、壁紙の張り替えなどなどのリフォームでは定額パックと呼ばれるコミコミ料金のサービスが人気です。
費用は面積単位で決まっており、床の場合、既存の床の撤去、新しい床の設置まで追加費用無しがセールスポイントです。

利用者としては安心ですが、やはりここも適正価格を意識する事をおススメします。

コミコミ料金で受ける事は業者さんにとってもリスクの高い営業方法です。
物件によっては赤字になる可能性もあります。必ずリスクを回避する工夫をしているはずです。

コミコミ料金の業者さんに見積をお願いする場合でも、通常のリフォーム会社さんにも見積を取りましょう。
総支払額だけでなく材料の価格差、工事内容の差を比べて高い安いを判断して下さい。

関連記事:定額パックは必ずしも得とは言えないって知ってましたか?

まとめ

フローリング工事は使用する材料と下地の状態で価格は倍ほど違います。
目安はあくまで目安として、予算を立てる段階で業者さんに見積もってもらいましょう。

定額パックを利用する場合は、必ず相見積を!
リフォーム工事に品番や定価はありません。
安く仕事をすると約束して安い材料を使う、見えないところで手を抜くなどいくらでも帳尻合わせが出来るのです。
値段だけを比較せず内容をしっかり見極めましょう!

 

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