マンションのリフォーム 工事規模とリフォーム業者の関係
2015/12/30
リフォームは規模である程度整理分類ができます。
その規模の大小によりお願いするリフォーム会社が変わって来ます。
今回はリフォームの規模についてまとめてみました。
規模で考えるリフォーム会社
小規模リフォーム
建具の取り替え、畳、絨毯、フローリング工事、クロスの張り替え工事などの単一の業者さんで出来る工事。
こういった工事であればリフォーム会社や工務店でなくても、専門の職人さんに直接お願いする事も可能です。
腕のいい職人さん、経験豊富な職人さんを知っているなら、その方が話が早いでしょう。
職人さんに直接依頼するメリットは中間業者を通さないのでコストが安くなる事です。
職人さん側もリフォーム会社に管理料を抜かれない分、売上が増えますので両方にメリットがあると言えます。
一方、材料の選定や工事期間の管理などは職人さんと直接交渉になりますので、施主の負担は少し増えます。
管理というと不安になるかもしれませんが、単一の工事であればそう多くの事はありません。
直接発注で注意すべきは「管理者がいないトラブル」です。
- 予定より材料が多くかかった
- 予定より工期が伸びた
- 追加工事が発生した
といったトラブルが起こる可能性があります。
職人さんにもよりますが、仕事を優先する余り事後連絡をされる方も少なくありません。
直接発注時は特に見積を確認し、金額の打合せはしっかりと行いましょう。
見積以上の金額がかかる場合は、作業前に連絡してもらう旨を必ず徹底して下さい。
約束事や契約書や見積書に書き加えてもらい、文書で残す事が重要です。
業者さんを知らない、直接発注は不安だといった場合はリフォーム会社や工務店にお願いしましょう。
当然コストはアップしますが、管理してもらう費用だと割り切りましょう。
中規模リフォーム
トイレ、キッチン、浴槽など設備と水回りなど複数の職人さんが必要な工事は中規模リフォームと呼べます。
こういった工事は複数の業者さんの管理が必要なため、リフォーム会社や工務店に依頼する方が良いでしょう。
いつどの材料を搬入していつどの業者さんに来てもらうなど工程の管理が必要なためです。
大規模リフォーム
マンションの場合は壁の移動、浴槽の全面リフォーム、フローリングの二重床などが大規模リフォームに分類されます。
こういった工事になると大工、建具、水回りに内装など多くの職人が入りますので、材料の手配や職人さんのスケジュールも複雑になります。
そのため経験が豊富なリフォーム会社に依頼します。
工務店やリフォーム会社の役割
リフォーム会社や工務店は、リフォームプランの提案や価格交渉といった契約前の要素が重視されますが、実際にはプランを実現するための材料や職人さんの選定。材料や職人さんの工程管理。トラブル時の対応。プラン通りに仕上げるための現場での調整など、契約後、施主の満足を得るために沢山の仕事が待っています。
リフォーム会社や工務店次第で出来上がりは大きく変わります。
リフォームの発注先は価格だけでなく、施主にとって価値のある提案をしてくれる事、経験や実績が豊富であることを重視して選ぶ事が大切です。
まとめ
リフォーム工事は規模により発注先が変わります。
単一の業者さん(職人さん)で出来る事は職人さんに直接発注しても構いませんが、複数の業者さんが必要な工事はリフォーム会社か工務店に依頼しましょう。
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