マンションのリフォーム 定額パックが必ずしも得とは言えないって知ってましたか？

近頃良く目にするリフォームの定額パック。
お買い得感があって魅力的ですが、定額パックにも落とし穴があります。

定額パックの特徴を知り、上手に利用しましょう。

定額パックとは？

単位面積(1平米、1坪)当たりの単価が決まっているリフォームを定額パックと呼びます。
設備の費用、既存の設備の撤去や解体、設置工事、廃材撤去など全てをパック料金にしたサービスです。

標準的な床、壁紙張り替えの定額パック、フローリングの定額パック、スケルトンリフォームの定額パックなど様々な定額パックプランがあります。

定額パックのメリット

リフォーム予算が立てやすい

単価×面積で予算が出るので、リフォームの資金計画が容易に出来ます。

追加費用が不要

全ての費用がコミコミで設定されているので、追加の費用が必要ありません。
但し、リフォーム会社やプランによっては例外の項目もあります。
何でもかんでもコミだと思い込まずによく確認しましょう。

定額パックのデメリット

選択肢に制限がある

定額パックはある程度パッケージ化された商品を購入することになるため設備や材料の選択肢に制約がある場合があります。

必ずしも安いとは限らない

リフォームには現場で解体しないと解らない事が多々あります。
定額パックは、そういったリスクを含んだ価格設定になっているため必ずしも安いとは限りません。

丸投げ業者に要注意

定額パックはリフォームの人気商品です。
契約だけとって後は下請け業者に丸投げという、良心的ではない業者も定額パックに便乗しているケースがあります。

定額パックは定額パック以外のプランと比較

定額パックは決して悪い選択肢ではありません。
しかし、

1. それでリフォームの目的が達成出来るのか？
2. 逆に高いものについていないか？
3. 業者の選択は間違っていないか？

という事をキチンと検証して発注するようにしてください。
一番簡単な方法は別の業者から定額プラン以外の見積も取る事です。

設備の単価や面積当たりの工事単価を比較することで、定額パックが本当に得かどうかが解ります。

まとめ

リフォームの定額プランは解りやすく魅力的です。
しかしながら、何にいくらかかっているのかが解りにくく、本当に適正な価格かどうかは解りにくいとも言えます。
定額プラン以外の見積も取り、設備や材料の価格や面積当たりの工事単価の比較も行うことが大切です。

また、人気にあやかろうと良心的でないリフォーム会社も定額プランを売り込んで来るケースもあります。
値段だけに飛びつかず、実績や提案力も評価して業者を選択して下さい。

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