マンションのリフォーム 予算オーバー?そんな時に知っておきたい3大原則
2015/12/30
リフォームなんてそうそうするものじゃないし、出来る限り理想に近い住まいをと計画したら予算を大幅にオーバーしてしまった。
これはよくある事です。
しかし予算は予算です。予算を越えた場合はどのように計画を修正すべきでしょうか?
リフォームプランが予算が越えた時の考え方を紹介します。
リフォーム予算がオーバーしたら
予算オーバーしたら、借り入れして、借り入れ額を増やして予算を増やす?
確かにその手はありますが、工事後の生活を考えるとあまり無理は出来ませんね。
折角、理想の家を手に入れても生活がままならないなら意味がありません。
予算は予算ですから、越えたら削るしかありません。
建築工事の費用を削るのは意外と大変
リフォームなどの建築工事は「設備代金」+「工事費用」+「諸経費」で成り立っています。
設備代金が占める比率が大きな工事は設備のグレードを落とす事で、全体の費用を下げる事が出来ます。
しかし複数の業種の職人さんが関係する工事は人件費などの「工事費用」の割合が高く、設備をグレードダウンしてもあまり価格が下がりません。又グレードを落としたために、工事内容が増え、設備を20万円グレードダウンしたのに、総費用は10万円ほどしか下がらないという例もあります。
そのため予算カットには何にどれだけ費用がかかっているかの明細に注目する必要があります。
予算カットの3大原則
リフォーム工事などの建築工事で予算をカットするには下記の3つが有効です。
- 設備や材料のグレードダウン
- 優先順位をつけて、段階的に工事をする
- 工事する範囲を決める
グレードダウンは後悔を産む要因
全体にグレードダウンして予算カットに成功。
なんとか工事が終りました。しかし使いにくかったり、掃除がしにくいなど後々後悔を産む結果につながる事も。
また前述の通りグレードダウンすることで工事費用が増えるケースもあります。
グレードダウンは有効な予算カットの方法ですが、内容によってはあまり効果が無いこともあります。
また本来のリフォームの目的から外れてしまうと意味が無くなってしまいますので要注意です。
優先順位をつけて、段階的に工事をする
グレードを落として妥協するより、優先順位をつけ緊急性の高い内容や後回しにすると高くつく内容から計画的に工事をし、長期計画でリフォームを行う方法です。
リフォームの目的や予算などをリフォーム会社に伝えて、効率的に予算を使えるプランを提案してもらう事がポイントです。
後回しにすると結果的に高くつく内容の工事もありますので、業者さんからその辺りの提案もプランに含めてもらうと良いでしょう。
リフォーム会社さんもその辺りの事情はよく解っていますので、遠慮なく相談してみましょう。
予算が足りない時こそ、リフォーム会社さんの提案力が試されるのです。
工事する範囲を決める
「工事範囲を決める」というのは全体的にグレードを落とすより、「リビングだけ」「キッチンだけ」と範囲を限定したり、どうしてもここだけはと譲れない部分を中心に予算を使う方法です。
予算ありきで全体的にグレードダウンする事も悪い事ではありませんが、範囲を決めて集中的に予算を使う方が結果的に満足度の高いリフォームになるケースが多くあります。
まとめ
予算が足りないと「グレードを落とすか….」となってしまいがちですが、解決方法はそれだけではありません。
リフォーム会社と良く相談して、効率的な予算の使い方を考えましょう。
こういう時こそ提案力が試されますので、リフォーム会社を選ぶポイントでもあります。
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