マンションのリフォーム 追加工事で慌てないために知っておきべき4パターン
2015/12/30
リフォーム工事で避けられないのが追加工事。
工期が伸びる場合もありますし、それに伴う費用もかかります。
施主からするとドキっとする言葉です。
追加工事のパターンをある程度知っておくと冷静に正しい対処が出来るものです。
よくある追加工事のパターンをご紹介します。
追加工事1 解体して初めて解る事もある
- 開けてみたら腐っていた
- あるはずの物が無かったり無いはずの物があったり
マンションの場合は規格が決まっているので戸建ほど想定外は起きにくいのですが絶対ないとも言えません。
「解体して初めて解る追加工事」はどれだけ入念にプランを練り、下見や打合せをしても開けてみるまでは最終的な事が解りません。
どんなにベテランの業者や職人さんでも100%は避けられない物ですが、経験豊富な業者さんの場合は一度や二度は過去に遭遇している物です。
打合せ時に、工事個所と発生するかもしれない追加工事のパターンなどを聞いておいて、資金計画に余裕を持たせておく方が良いでしょう。
追加工事2 打合せ不足、思い違い
リフォームに限らず工事の内容という物は基本的に立体です。
そのため、紙の上(平面)で完全に表現する事が出来ないと思った方が正解です。
提案書、図面、見積書など紙に書かれたものを使っての打合せでは必ず抜け落ちがある物なのです。
また口頭で「ここはこうしてください」「解りました」で済ませている部分なども要注意です。
工事が始まってみたら、「ここもやってくれると思ってたのに….」「ここは見積に含まれていない」などの思い違いが発覚し追加工事になってしまいます。
見積書をもらったら、
- 現場で業者さんと立ち会い
- どこからどこまでをどのように工事する
とこういった確認作業をすることでほとんどが防ぐ事が出来ます。
見積書をもらったら、金額だけではなく「何をどう工事してくれるのか?」を実際の現場で確認することが重要です。
追加工事3 悪徳業者、詐欺業者の手口
業者さんの中には、契約時の金額は安く設定していって、工事が始まるとアレコレ理由をつけて追加工事を請求してくる悪徳業者や詐欺まがいの業者も少なからずいます。
適正価格と信頼出来る業者さん選びをしっかりしておけば防げる事ですので、業者の選定はじっくり時間をかけて納得いくまで検討しましょう。
関連記事:施主必見!悪質リフォーム業者にだまされないために知っておくべき3つの手口
追加工事4 施主の希望による追加工事
実際に工事が始まる、これまで想像だけだった物が現実味を増して来て、やはりこうしておけば良かった、ああしておけば良かったと欲が出る物です。我々施主は基本的には素人ですので、これは致し方ないが部分です。
特に多いのが「もう1グレード上にすれば良かった」と「コンセントの増設、移設」です。
もちろん、工期と予算の許す限り、追加工事をお願いしてより理想に近い家に近づけていく事は悪い事ではありません。
しかし、契約後の追加工事は「材料の運搬」「工事の段取り」など二度手間になる事が多く割高になりがちです。
計画の段階でカタログだけでなくショールームで実物を見る、リフォーム後の家の中の動線を実際に生活の中でシミュレーションしてみるなどプランの段階で入念にチェックしておくなどが有効です。
まとめ
マンションに限らずリフォームに追加工事はつきものです。
そのため資金計画に少し余裕を持たせておく事が重要です。
しかしながら予算の余裕にも限度があります。避けられる追加工事は避けて方が賢明です。
業者さんをしっかり選ぶ、プランの段階でカタログだけでなく現物を見る努力をするなど事前に出来る事もあります。
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