マンションのリフォーム[1]…業者選びの前にしておくべきこと
2017/11/28
マンションをリフォームしよう。
きっと最初にするのが、チラシや広告のチェックではないでしょうか?
週末の新聞の折り込み広告を見れば、数件はリフォーム関連のチラシが見つかります。
「このリフォーム会社が安そうでいいんじゃない?」
「電話しても見積してもらいましょうか?」
こんな流れで進んでいませんか?
業者に電話する前にしておく事があります。
マンションのリフォーム 情報収集
リフォームという言葉は、単純に住宅の修繕を意味する場合もあります。
古くなった設備を更新する時にも使われます。
しかしあなたが考えているリフォームは「住まいをよりよくする」事が目的のはず。
今の生活で不都合なところ、我慢しているところを改善するとも言い換えらます。
業者に電話する前に、やるべきことがあるのです。
資料集め
リフォームのノウハウ本を読むと「まずイメージ作り」をなんて書いてあります。
しかし、イメージって難しいと思いませんか?
「現物がそこにないとイメージが湧かない」ってタイプの人もいるでしょう。
出来る人は楽しんで、出来ない人は飛ばしてもかまいません。
リフォームで何を解決して、何を改善したいのかって事です。
資料集めはやって損はありません。
インテリア雑誌、リフォーム雑誌には、施行例や予算なんかも載っています。
住宅設備メーカーのカタログには寸法や価格、オプションも書いてあります。
最近のキッチンやバスユニットは機能も豊富。
カタログを細かくチェックしておきましょう。
本当に欲しい機能がついていますか?
リフォーム会社と話をする前に、商品の事やおおまかな予算をチェックしておく事が大切です。
管理規約の確認
マンションには必ず管理組合があり、管理規約という物があります。
多くの世帯が暮らす集合住宅にはルールが必要です。
そのルールをまとめた物が管理規約です。
マンションリフォームの計画をスタートしたらまず管理規約を確認しましょう。
管理規約には、リフォームに関する大切な事も記載されているからです。
たとえば、フローリングへの変更が禁止されているマンションもあります。
素材が限定されていたり、防音フローリングの使用など条件付きで許可されているケースもあります。
他にも電気容量の制限なども注意が必要です。
参考:床をフローリングにリフォーム出来ないマンションがあるって本当?
管理組合に届け出る書類や期限、近隣の住民への連絡などリフォーム工事を始める手続きにもルールがあります。
実際に、リフォーム会社を決め、融資を受け、いざ工事と思ったら、管理規約にひっかかったという話も少なくありません。
あなたの希望の工事が管理規約上可能か、何日前に届出が必要かなど最低限の事は施主が知っておく必要があります。
資金計画
もちろん、詳細は予算は業者に見積を取らないと解りません。
この時点ではおおまかな数字だけ把握しておきましょう。
- 予算は足りそうですか?
- 自己資金で賄うのか?融資を受けるのか?
- 融資を受けるなら、どこから受けるのか?
業者でローンを組む事も可能な場合もありますが、金利の問題もあります。
リフォーム資金は民間ローン以外にも公的ローンも利用可能です。
融資を受けるならローン関係の資料も集めておきましょう。
リフォームにかかる費用は決して安いものではありません。
マンションのローンもまだ残っているって方もいるでしょう。
借りるならちょっとでも金利の安いところからですよ!
事前に資金計画を組んでおけると業者さんとの交渉も楽になります。
まとめ
新しいマンションに引っ越す時は「生活を新しい住まいに合わせる」という要素が強くなります。
でもリフォームは「住まいを生活に合わせる」ために行います。
だから、全部が業者さん任せだと、後で「こんなはずでは….」が起きてしまいます。
何を解決したくて、何を改善したくて、ここをこうリフォームしたい
という事が大切になります。
もちろん、業者さんが決まれば、業者さんの知恵やアイディアに頼る事は良い事です。
でも主役はあなたと家族です。
業者さんにおかませではなく、あなたの希望をかなえる手段が業者さんの提案なのです。
そこが新築とちょっと違うところと言えます。
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