マンションのリフォーム[4] リフォーム工事前、工事中に施主がするべき事
2015/12/18
業者が決まり、さぁリフォーム工事開始!
実は工事前、工事中にも施主には仕事があります。
今回はリフォーム工事前、工事中のお話です。
リフォーム工事、着工前に施主がすべきこと
近隣住民への挨拶
リフォーム前に施主がすべき事、それは近隣への挨拶です。
マンションの場合だと両隣、上下の住人とその両隣が基本になります。
マンションの管理規約でも両隣と上下の住人、その両隣へ「工事の時間」「工事期間」「予想される騒音」など事前に連絡する事が義務づけられている事が一般的です。
また業者さんが通ったり、廊下を荷物が通る事も考えると、搬入時に前を通る住民へも挨拶をされるとベターです。
リフォーム時に近隣へかかる迷惑は音だけではありません。
- 塗料等の匂い
- ホコリ
- 業者さんの出入り
- 搬入時のエレベーターの独占使用
- 駐車スペース
どんなに迷惑をかけないように配慮しても、ある程度の迷惑はかかってしまうのがマンションのリフォーム工事です。
何も知らされずにいきなり工事が始まると不快に思う方も少なくありません。
せっかく、リフォームで家が奇麗になり、生活の不便が解消されてもご近所付き合いが悪くなって住みづらくなっては意味がありません。
リフォーム工事着工前のご近所への挨拶は欠かせません。
工事開始一週間前までに行うのがマナーです。
必ず工事期間、特に何時終るかを伝える事をお忘れなく。
近所への挨拶は業者任せにせず、施主が自ら行う事をおススメします。
施主と業者が別々に挨拶に行っても構いません。
他人の家のリフォーム工事は、聞いてはいても実際に始まるまで意識にないものです。
施主が一週間前に挨拶に行き、着工直前に業者が挨拶に行く位で丁度いいかもしれません。’
好みやアレルギーの問題もありますし、親しく無い人から食品をいただいても困る場合があります。
タオルなどの残るものより洗剤などの消耗品が無難です。
予算は500円〜1000円程度が相場です。
駐車場や資材の管理
工事期間中は、職人さんが使用する駐車場の確保、工事の資材の置き場所なども届出が必要です。
くれぐれも職人さんの車で他の住民が迷惑を被ったり、廊下などの共用スペースに資材が置かれたりしないように配慮が必要です。
リフォーム工事は複数の業者さんが出入りします。駐車スペースは一台では足りない場合もあります。
業者さんと打合せして工程と業者さんの数、台数にも気を配る方が良いでしょう。
駐車スペースがないマンションの場合には、
- 管理人さんにお願いして臨時スペースを確保する、
- 外部の駐車場を手配する
業者さんや職人さん任せにせずに施主が動いた方が後々スムースなケースがあります。
諸経費に含まれている場合もありますし、後から請求が来る場合もあります。
契約時にしっかり確認しておきましょう。
リフォーム工事着工、施主は何をすべき
リフォームに変更はつきもの、変更は業者さんを通して!
リフォーム工事が始まると必ずといって良い程、予想外、想定外の事が起きる物です。
一つは施主側の不安です。工事が始まると色々と気になります。
不安に感じた事は職人さんではなく業者さんに相談しましょう。
細かく打ち合わせしても、いざ工事となったら、予定と違う事が起きる可能性もあります。
「あれ?ここ約束と違うな」と思ったら早めに業者さんとコミュニケーションを取りましょう。
職人さんも人間です。勘違いや誤解もあります。
完全に出来てから治すより、途中で訂正するほうが簡単ですし、材料も時間も無駄になりません。
追加工事は業者さんに費用を確認してからお願いしましょう!
ここにもうひとつ棚があると便利だ!位置はもっと下がいい!
工事が始まるとリアリティが増してくるものです。
プランの時には思いつかなかったアイディアが湧いて来ます。
でも職人さんに直接頼んだりしてはいけません。トラブルの元になります。
契約外の事を依頼する時は、まず業者さんに相談して、費用を確認してからお願いしましょう。
まとめ
工事が始まったら業者さんに任せっきり!
それは決して悪い事ではありません。
でも思い出して下さい。
リフォームは「リフォーム工事は未完成な物に価格をつけて、成約後作業をする請負工事」です。
言い換えればどんな物が出来るかは業者さんと職人さん次第なのです。
施主が無関心より、積極的に関わり「この施主さんは熱心だ」と感じてもらう方が良い仕事をしてもらえるという物です。
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