床をフローリングにリフォーム出来ないマンション
2015/12/25
フローリングに出来ないマンションがあるって本当？
- 床をフローリングにリフォームしたかったけど出来なかった
- フローリングにリフォームするつもりで中古マンションを購入したけど…出来ないと言われた
畳やカーペットからフローリングへの変更は人気が高いリフォームですが、全てのマンションで行える訳ではありません。リフォームプランを立てる前、中古マンション物件を探されている方は事前に確認が必要です。
フローリングに出来ない理由は管理規約による制限
フローリングは見た目もスッキリしますし、掃除も楽です。
畳やカーペットよりダニやハウスダストが発生しにくいなどの利点もあり人気です。
しかし、生活騒音が階下に響きやすいとして管理規約で禁止しているマンションも少なからずあります。
全面禁止ではなく「防音対策をすれば可」という場合もあります。
参考記事：リフォームを決めたら管理規約に目を通す
防音フローリング(遮音フローリング)と呼ばれる裏面にクッション剤が貼ってあるフローリング材を使用する方法や床を二重にする二重床工法などがあります。
防音フローリングは従来のフローリングリフォームと材料が代るだけですので手軽ですが、クッション剤が貼ってある分、防音タイプでないフローリングと比べると踏み心地が柔らかくなります。慣れの問題でもありますが、気になる方はショールームなどで確認される事をおススメします。
二重床工法は床が高くなる分、天井が低くなります。
また大掛かりなリフォーム工事になるため、費用や工期が高くなります。
生活騒音にはスリッパ音や食器を落とした時の音など「軽量床衝撃音」と子供が暴れたり、お重い物を落としたりした時に発生する「重量床衝撃音」があります。
どちらかというと気になるのは軽量床衝撃音です。
軽量床衝撃音を軽減する目的でフローリング表面に床表面仕上げ材でコーティングする事も可能、加工済みのフローリング材もあります。
床材のリフォームを検討する時はまず管理規約を確認し、どのような工事なら可能か、またどのような材料なら使えるのか調べて上で計画を立てましょう。
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