リフォームの打合せで口約束はNG。記録はしっかり 便利な無料の打合せシートを活用しましょう
2015/12/30
リフォーム会社が決まったら詳細の打合せが始まります。
リフォーム工事を円滑にすすめるためにも打合せを入念に行いしっかり記録を残す事が大切です。
リフォーム工事の打合せで口約束はNG
工事内容はもちろん、工事期間や工事が出来る時間帯、再利用する設備の扱いや貸与品など様々な事項があります。
リフォーム工事には追加や変更がつきものなので、打合せ回数は一回や二回では済みません。
この打合せ事項を安易に「口頭」だけでとどめてしまう。
いわゆる口約束にしてしまい後々トラブルになるケースが多々あります。
実際にリフォームの関わるあらゆることを双方とも覚えておくのは不可能です。
必ず、「言った、言わない」 「聞いた、聞いてない」「忘れてた」というトラブルにつながります。
例え小さなトラブルでも、お互い後味が悪く、信頼関係の欠如やコミュニケーション不足につながり大きなトラブルを産む要因になります。
そういったトラブルを防ぐ意味でも、かならず打合せ議事録を作成して、契約書と同様に双方が持っている事が有効です。
しっかりした業者さんならこの当たりは業者さん側でやってくれますが、もしも業者さん側が用意されないなら、施主が用意してでもキチンと記録に残しましょう。
業者さん任せも悪くはありませんが、工事が終った後その家に住むのは施主です。
打合せ議事録をしっかりつくるだけで良い結果につながるなら安いものです。
ダウンロードして無料で使えますのでおススメです。双方が控えを持つように2部構成になっていますが、コピーを取った方が簡単です。
同じ内容を二回書く必要はありません。住宅リフォーム推進協議会 標準契約書式 打ちあわせシート
打合せシートの使い方
打合せした内容を全て克明に打合せシートに記録する必要はありません。
下記の事に絞って書いても充分役に立ちます。
- 交渉事項
- 契約内容から変更事項、追加事項
- 回答や意思決定などの期日に関する事
- トラブルとその対応
立ち話や電話での打合せはどうする?
リフォームの打合せは、リフォーム会社のショールームや自宅だけで行われるわけではありません。
現場での立ち話もあるでしょうし、電話での問い合わせで何かを決定する事もあるでしょう。
その場でメモし、打合せシートにまとめ、業者さんに渡すかFAXするなどして確認をしましょう。
大げさと思われるかもしれませんが、電話や立ち話で決めた事は、ついうっかりにつながりやすいものです。
施主側もそうならば業者さんもそうなのです。
施主がしっかりすると業者さんからも「この施主さんは抜け目ない」と評価が高くなり、良い仕事につながります。
関連記事:マンションのリフォーム[3]…施主なら知っておきたいリフォーム工事の契約書が持つ意味
まとめ
リフォームのトラブルでもっとも多いのは、「こんなはずではなかった」という事例です。
リフォーム会社側が悪質だった場合ももちろんありますが、コミュニケーション不足や口約束による誤解や思い違いが原因であることも少なくありません。
リフォームに定価や品番はありません。
同じリフォーム費用をかけても、満足行く工事になるか、不満の残る工事になるかは、施主と業者のコミュニケーションにかかっています。
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