マンションのリフォーム 継ぎ足しリフォームに注意
リフォームの失敗例としてよく耳にするのが「継ぎ足しリフォーム」です。
思いつきや必要に迫られて「とりあえず」とリフォームをしてしまうと、余分や出費が必要だったり、結果的に使いづらい家になってしまう事があります。
私は大丈夫!そう考える人が多いのですが、実は多くの人がハマってしまう事例でもあります。
なぜ発生する継ぎ足しリフォーム
リフォームのきっかけは人それぞれです。
- 痛んで来た部分を修理したい
- 子供達が大きくなってきたので子供部屋を分割したい
- 洗面台を新しいのにしたい
- 床をフローリングにしたい
そしてそのタイミングもバラバラに発生します。
リフォームには予算がかかります。
「今じゃなくて良い事は後回しにして節約しよう」そう考えるのが一般的です。
しかしリフォームには別々に作業しても問題ない部分、将来の事を見据えて同時に手を入れた方が良い部分があります。
結果的にその節約が後のコストアップや使い勝手を悪くする事につながるケースがあります。
これが継ぎ足しリフォームの弊害です。
例:洗面台をリフォームしたら、翌年、お風呂場に手すりをつけなければいけない事が判明。
扉を付け替えないといけないが、サイズ的にリフォームした洗面台を移動しなければならなくなった。
例:汚れが酷い壁紙を一部分だけ応急処置で張り替え、全体的に違和感が生まれたので残りの部分も張り替えようと思ったら壁紙が生産中止になり同じ柄が手に入らない。
結局、前回治した部分も全て張り替える事に….
可能性のある部分はなるべく一緒に工事をし、費用を節約し使い勝手を良くする事が賢明です。
継ぎ足りリフォームのトラブルを防ぐには
一番良い方法は信頼出来るリフォーム会社と将来を見据えた相談をする事でしょう。
経験豊富なリフォーム会社は、当然失敗例も沢山見て来ています。
- こういう時にはここの工事も一緒にしている方がいい。
- このサイズの設備は収まるが将来的に使い勝手が悪くなるリスクがある。
- フローリング工事をする時に室内の段差を考えて、工事方法を選択する
こういったアドバイスを沢山もらえるのもリフォーム会社とつき合うメリットです。
リフォーム工事の相談をすると、「ここも一緒に手を入れた方が良いですよ」と言われる事があります。
良心的で経験豊富な業者さんは、「なぜ一緒にする方がいいのか」「一緒にするメリットとしなかった場合のデメリット」「後々の事を考えた工事方法」などを施主が理解出来る言葉で説明してくれます。言い換えるとどう説明すると施主さんは理解してくれるか経験から知っているのです。
もちろん単なる売り込みの場合もあります。
そういった業者さんはメリット、特にコストの事しか言いません。
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