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マンションをリフォームする前に知っておきたい事

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見直される中古マンションの価値

      2015/12/09

中古マンション

ニュースをにぎわせた大手建設会社の杭打ちデータ改ざん問題、耐震偽装問題。
マンションで夢のマイホームを手に入れようとする我々にとっては何を信じていいのか解らなくなります。

そんな中、中古マンションが注目を浴びています。
マンションを買うなら絶対新築という人も多いでしょう、でも中古マンションには新築マンションにはないメリットが沢山あるのです。

一等地はすでに中古マンションで埋まっている

確かに、新築マンションには「最新の設備」「セキュリティ」「税金などの優遇」。
なにより「誰も住んだ事のない自分だけの住まい」という満足度があります。

しかし、住まいにとって、立地条件も大きな要因です。

大都市ほど、優良マンション用地に空きがない

駅に近い、学校や商業施設が揃っているなどマンション立地に好条件の場所には既にマンションが立っています。

都心のマンション用地は埋まっている

もちろん、街そのものが新しく整備され、好条件の物件もどんどん生まれています。
しかし、新しく整備される街はその街そのものが通勤エリアから遠かったり、お子さんが大きくなった時に高校や大学が遠いなど新しい街ならではの課題があるものです。

立地で考えるなら新築より中古マンションの方が有利な場合が多いのです。

中古マンションなら環境までチェックして住み始める事が可能

新築マンションはマンション建設前に購入するのが一般的です。
当然ですが、マンション購入時にマンションはありません。

もちろん、購入前に周辺の環境をチェックされるでしょうが、
大規模マンションだと、マンションが出来る事で周辺の商業施設に変化が生まれます。

マンションが出来て良くなる事もあるでしょうが、逆に好ましくない状況になる可能性もあります。

中古マンションのメリットは「実際にあるものを買う」という安心感です。

  • ご近所にはどんな方が住んでおられるのか
  • 商業施設はどんなところがあるのか
  • 学校は近いのか

その場所に何年も経っているのですから、全てを見てから選ぶ事が出来ます。

築10年が一つの目安

新築マンションの多くはマンションが建つ前に完売してしまいます。
そのため、出来たものを見て買うということがほとんど不可能です。

つまり、まだ無いものを信頼して購入しているのです。
その信頼を揺るがす事態が起きています。

表現は悪いですが、設計ミスやデータの改ざん、手抜き工事による問題です。
折角手に入れた夢のマイホーム、それが業者側のミスで台無しになってしまいます。
万が一、安全面生活面で問題が起こった時、住民側には何の責任もないにも関わらず大きな不便を強いられます。
大手の物件であれば補修、建て替えなど保証もあるでしょうが、住民側の意思決定が難しい、解決までには何十年とかかる等その負担は計り知れません。

その点、中古マンションは出来ているものを見て買う事が可能です。
マンションなどの大型構造物は何か要因があれば10年以内に問題が出ると言われています。
建設後10年問題がなければそのマンションは信頼出来ると考えられています。

中古マンション+リフォームが注目されています

中古マンションのデメリットは「古い」という事でしょう。

古いというのは築年数だけではありません。
間取りにも流行があります。10年前のマンションの間取りは今からみると古くさく感じる部分があるかもしれません。
設備も10年前は最先端でも今から見れば一昔前の設備です。

こればかりは新築に敵わない部分でもあります。

このデメリットを解決するのがリフォームです。

リフォーム

中古マンションのメリットは立地条件や築年数からくる信頼性以外にも「安さ」というメリットがあります。
新築マンションに比べればお安く購入できます。

リフォームの大きく予算を使って内部を大きく改装しても新築より安く上げる事も可能です。
しかも新築では実現出来ないオーダーメイドの住まいが手に入ります。

実際にリフォームすることを前提に中古マンションを購入するというケースは増えています。

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