マンションのリフォーム 費用だけで決めてませんか? 後悔しない家づくりのポイントを教えます

マンションをリフォームする前に知っておきたい事

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中古マンション リフォーム済み物件は思っているよりお買い得ではない

      2015/12/19

リフォーム済み物件

中古マンションを購入する時、「リフォーム済み」と大々的に書かれている物件を目にします。
一見するとリフォームに費用を使わなくても言い訳ですからお買い得に見えますが、実はそうとも言い切れないのです。

リフォーム済み物件の注意点

売り主は、物件を買う人が暮らしやすいようにと親切心でリフォームをした訳ではありません
リフォームには費用がかかります。せずに売れればそれに越した事はありません。
リフォームしなければ売り物にならなかったと考える方が賢明です。

  • 汚れが酷く、買い叩かれるのを避けるためリフォームした
  • 住宅の欠陥を隠す為に表面的なリフォームを施した

とも考えられます。

人を疑ったり悪く思うのは良い事ではありませんが、中古マンションとはいえ大きな買物です。よく考えて慎重に行動すべきです。

またリフォームといってもその中身は色々です。

スケルトンリフォームで完全にやり直した部屋もリフォーム済み物件です。
壁紙を交換しただけでもリフォーム済み物件です。

どの程度のリフォームを施したか、物件の相場はいくらか、などを総合的に判断する必要があります。
リフォーム済み物件だからお買い得とは言い切れません。

リフォーム済み物件よりリフォーム前物件がおススメ

リフォーム済み物件は言い換えると年数なりの傷みや不具合が解りにくいというデメリットがあります。
購入時は奇麗に見えても必ずメンテナンス時期はやってきます。

表面的なリフォームで傷みが隠されている事でメンテナンス時期が遅れ、建物の寿命を縮めてしまうことがあれば本末転倒です。
出来ればリフォーム前物件を検討して、自分自身でリフォームを計画する方が安心してではないでしょうか?

またリフォーム済み物件は前オーナーが無料であなたのためにリフォームしてくれた訳ではありません。
購入価格にリフォーム代金が乗っていると思った方が良いでしょう。

どうせ費用をかけるなら、自分自身で業者を選び、打合せをした方が理想の住まいが手に入ります。
必要な場所に必要なだけ費用をかけてリフォームが出来るのでトータルのコストはリフォーム済み物件より安く抑えられる事もあります。

まとめ

一件お買い得に見えるリフォーム済み物件も、実際には高い買い物になる事があります。
リフォーム前物件を購入して、ご自身でリフォームを計画した方が同じ予算を使うにしても満足度の高い住まいが手に入ります。

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