マンションリフォーム 予算は10%ほど余裕が必要
2015/12/30
リフォームするにはもちろん費用がかかります。
リフォームの予算は工事内容にもよりますし、リフォームにかけられる予算は人それぞれでしょう。
リフォームの予算でよく耳にする失敗は工事してみたら足りなかったという内容です。
実はリフォーム予算で多くの人がハマる落とし穴があるのです。
リフォーム費用は予算一杯までかけては危険です
マイホームのリフォームは物を買う訳ではありませんが、消費者からすれば大きな買物です。
どうせやるならとアレもコレもと欲が出ます。ついつい欲が出て予算オーバー、又は予算ギリギリというプランになりがちです。
しかし、リフォームは新築の物件を購入する時とは事情が異なります。
年数なりに色々な部分が古くなっているという事です。
そのため、
- 工事を始めて見たら、修理をしなければいけないところが見つかる。
- 解体してみたら、図面の位置と配管が違っていた。
といった不測の事態が起こりがちです。
予算一杯まで使っているとこういった時に対応が出来ません。
追加予算が組める人はいいのでしょうが、融資を受けている場合などは困りますね。
そのためリフォーム予算は限度額一杯まで使わず、ある程度ゆとりをみておく方が賢明です。
どの程度のゆとりをみるかは、工事によっても異なりますが、目安はリフォーム工事全体費用の10%というのが一般的です。
50万円の工事なら5万円ですが、200万円の工事なら20万円です。
10%といっても全体費用が大きくなるとまとまった金額になります。
20万もあれば、他も手を入れられるのにと思ってしまいますが、そこは慎重に予算管理をしましょう。
工事内容や物件によっても余裕の取り方は異なります
リフォーム工事も色々です。
たとえば一ヶ所を工事して100万円といった場合もありますし、何ヶ所も手を入れて100万円という場合もあるでしょう。
工事個所が増えると不測の事態が起こる可能性も増えますので工事個所が多い場合はゆとりを多めに、少ない場合ももう少し少なくてもOKでしょう。
また築年数によっても追加工事が発生する率が変わります。
特に築年数が25年以上のマンションは見えない部分の老朽化が予想されます。
10%は最低ラインと考えた方が良いでしょう。
どの程度予算にゆとりを見るかは「追加費用」の可能性について、業者さんに質問してみることも有効です。
物件毎に条件は違うので絶対という答えはありませんが、経験豊富な業者さんなら目安は教えてくれるはずです。
こういった事も業者さん選びの目安になります。
参考:リフォーム会社の選び方
スケルトンリフォームは予算通りに収まる事が多い
マンションを一度、骨格だけにしてしまい、全てを新しくするスケルトンリフォームは、何も無くなった状態からスタートするため予算通りに収まるケースがほとんどです。
実際には、予想外の事も起こるのですが、全てを作り直す前提なので、工事内で吸収出来てしまいます。
スケルトンリフォームには予算も多くかかりますが、何度もリフォームを繰り返すよりも全体の費用を抑える事が可能です。
参考記事:スケルトンリフォームとは?
まとめ
リフォーム工事は解体して初めて解る事も多いもの。
予算を目一杯使って計画すると工事が始まってから、追加工事が発生し、費用の捻出に苦労する事もあります。
リフォーム工事全体予算の10%程度を余裕として見る事がおススメです。
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