マンションのリフォーム 階高とは?
マンションの高さ表示には三種類あります。
各表示の意味を確認しておきましょう。
マンションの高さ表示
階高
コンクリートスラブの床上からすぐ上の階の床上までの距離が階高です。
階高が充分取られているマンションはもともとが二重床や二重天井の事が多くリフォームが楽です。
躯体天井高
階高からコンクリートスラブの厚みを引いたものが躯体天井高(くたいてんじょうだか)です。
躯体天井高は2008年以降、住宅性能評価書への表示が義務づけられています。
躯体天井高が2.6m以上あるマンションはかなりリフォームの自由度が高いと言えます。
天井高
床から天井までの高さを天井高と言います。
広告などで一番目にするのが天井高という言葉でしょう。
リビング、ダイニング、個室などの居室は天井高が2.1m以上と建築基準法で定められています。
しかし実際に2.1mだとかなり圧迫感を感じます。
2.4m以上を採用されているマンションが主流です。
リフォームと階高
階高や躯体天井高が低いマンションはリフォーム出来ない訳ではありませんが、自由度が少ないと言えます。
一般的に階高の低いマンションは直貼り天井、直貼り床にして建築基準法上の高さを稼いでいます。
こういったマンションをリフォームして二重床にしたいと考えても、法律上の高さが足りなくなる場合があります。
仮に法律上の高さは足りたとしても、圧迫感が強く、いい結果にはならないでしょう。
お住まいのマンションの階高、躯体天井高を確認してリフォームプランを考えましょう。
リフォームを視野に入れて新築や中古の分譲マンションを購入される場合は天井高だけでなく階高、躯体天井高も要チェックです。
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